人妻LoL日記(旧:アラサー独身でLoLにハマっちゃった人の日記)

アラサー独身でLoLにハマっちゃった人が人妻になって再び帰ってきました。今は夫をLoLにハマらせようと画策中。腕前は中級AIとしか戦えない。

ADCも「寄り」は大事

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最近ADCやSUPをやってて「寄り」に関して色々思うことがでてきたので、整理のためにも一度「寄り」について記事を書いてみることにしました。その前に、「寄り」と「ローム(Roam)」が少しわかりづらいので違いについて一度定義すると、

 

「寄り」

小規模戦が起きた時にレーンやジャングルを離れて味方の元に駆けつけること

→戦闘が起きて(起きそう)になってから起こす受け身の行動

 

ローム

レーナーがレーンを離れて、他レーンの敵を殺しにいくこと

→自分(達)から仕掛ける攻めの行動

 

だと思っています。

 

今回は「寄り」、それも「ADCの寄り」について少し考察していきたいと思います。

 

 

フレンドと一緒にやっていたり、ある程度ろるに慣れてきた人なら

 

「寄りは大事」

 

という言葉を一度は耳にしたことがあると思います。

たとえばBOTレーンで最初は敵をぼこぼこにして優位をとっていたのに、そこにHP満タンの敵TOPがテレポしてくることで一気に形成逆転。キルを取れそうだったのが逆にキルを取られ……という経験があるはず。逆に、敵ADC&SUP&JGがBOTに現れてそれなりにHPは削ったけど人数差でどう見ても不利…という時に味方MIDが現れて一網打尽にしてくれたり。どういうタイミングで寄るかというのも、結構いろいろなブログで解説をしてくれていると思います。

 

watashi.click

【LOL人生】上達講座:寄らない選択肢を持とう | LOLは人生

 

こういうブログであったり、また実際にプレイしているフレンドに聞いたりすると共通しているのが

 

「ADCは確実に殺せる時以外は基本寄らない」

 

という答え。

寄ってもキルが取れなければ、その間落とした経験値やCSで差がついてしまうし下手するとタワー折られるのでこの答えに間違いはないと思います。

 

思うのです…が!!!!!!

 

最近やってて思うのは、「もうちょっとだけ柔軟に寄ってみれば、案外勝てるんじゃない?」ということ。

 

たとえば先日あったこのシーン。

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私はルーチームのジンクスなんですが、このときMIDレーンではこんな状況になっていました。

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味方トリンダメア(TOP)セジュアニ(JG)敵ヴェルコズに燃やされて虫の息です。おまけにわかりづらいですが敵ランブル(JG)ラムス(TOP)もいて、彼らはほぼHP満タンです。ヤスオ(MID)はHP満タンですが、総合のHPで見ると圧倒的不利です。一方BOTレーンでは敵ジリアン(SUP)がいて、敵ケイトリン(ADC)はミアしていました。ミニマップを見るとケイトリンはリコールしていたようなんですが、当時の私にはそれがわかっていません。ただ、自分が川のすぐそばにいてミニオンもちょうど真ん中の辺りで止まっていたので反射的に寄りました。ジンクスが行くというpingを出すと、味方が死に掛けながらもBOT側の川に逃げ込んできてくれます。するとなんということでしょう。私が合流した時、みんなのHPはこんな感じになっていました。

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セジュアニヤスオは既にデス、トリンダメアはウルトを使って辛うじて生き残ってる状態です。でも見てくださいよ敵のHP。ちょっとわかりづらいですけど、すごくおいしそう。しかも敵は死にかけのトリンダメアにフォーカスしてくれています。さらに言うなら敵は既にウルトなりスキルなりを他チャンプに使用してくれています。ここにジンクスがフィッシュボーンで遠距離からガンガン攻撃をしていくことで、たとえレベル差があったとしても

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おいしくキルをいただくことができちゃいました(ラムスはトリンダメアが気合でキルしていきました)。

 

ちなみにBOTレーンはアリスター(味方SUP)が守ってくれていたので、タワーはピンピンしています。仮にケイトリンがBOTに合流してうしくんが狩られていたとしても、ジンクスは2キルケイトリンは1キル(+CS)です。また、仮にケイトリンたちにタワーを折られてもこちらはMIDのタワーを折れるので、MIDのファーストタワーとBOTのファーストタワーだったらMIDの方が交換としてはおいしいはず(多分)。

 

実際のところケイトリンはリプレイ動画を見るとMIDに寄るかどうか迷っていたようで、ジャングル内をうろうろし、私がキルを取った時はこの位置にいました。

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距離があったとはいえ、もしケイトリンがまっすぐMIDに寄って来ていたら、MIDタワーが折れることはなかったかもしれません。結果的に私が寄ったことで、味方3人のデスの代わりにトリンダメアの1キル、ジンクスの2キル、MIDのファーストタワーを折ることができました。おそらく私が寄らなかったら、味方3人がデスして、MIDのファーストタワーを持っていかれる大損害になったと思います。なおかつジンクスはADCなので、キルをもらえるというのは大変大変おいしいです。これによりケイトリンにかなりの有利をつけることができました。

 

今回の「ジンクスの寄り」を冷静に分析してみると、必ずしもいい寄りというわけではないと思います。いくつかポイントをあげると

 

1.味方3人が死にかけていた

ジンクスが寄ったところで敵が引いていたらこちらは死人を出しただけで何も得られなかった(タワーは守ったことになるかも?)と思います。

 

2.ケイトリンがミアしていた

もしケイトリンが私より早くMIDに寄っていたら逆に返り討ちにされて4デス&MIDのファーストタワー持って行かれた可能性もあります(一応BOTレーンでの戦いではジンクス&アリスターがボロ勝ちはしていましたが)。

 

3.ジンクスはBOTレーンからMIDレーンへの大移動

実際のところ距離的に近いとは言いがたい距離です。

 

結果的にうまくいきましたが、上の3点を踏まえると結構リスキーな寄りでもあったのかな?という気はします。幸いこちらはうしくんが優秀だったのでそれにかなり助けられました。BOTレーンの場合、サポがロームしに行ったり寄りに行くイメージがあると思うのですが、この場合は火力のないうしくんが寄ったところで得られるものは少なかったはず。下手すれば寄っても殺されるだけの可能性が高いです。なのでここで寄らずにレーンを守ってくれたのはナイス判断だと思います。うしくんが来るとたぶんジリアンもケイトリンも来ちゃうので。

 

今回はBOTで有利をつけていたので強気にいった結果うまくいった例ですが、逆にBOTで不利をとっていても寄ることで有利になることもあります。BOTでのレーン戦に負けてジンクスがキルされ、とぼとぼBOTレーンに戻る途中で、MIDのBOT側ブッシュで小競り合いが起きていました。私はそのままBOTレーンには戻らず、BOT側ジャングルを通ってMIDに合流することでこれまた結果的にキルを取ることができました。もちろんその間にBOTのファーストタワーを折られる可能性もありましたが、キルをとれたおかげでBOTレーンでついた不利もひっくり返せたのです。

 

逆に私がサポート(最近ソラカにハマってます)をやっているとき、「ああ、今ここでADCがMIDに寄ってあげたらそこにいる死にかけの敵全部ADCがおいしく頂けただろうになあ……」と思うことがちょいちょいあります。何ウェーブかのミニオンももちろん大事だとは思うんですけれど、それよりも複数キルとった方がおいしいと思うんですよね。相手への精神的ダメージ的な意味でも。もちろんザイラやブランドーみたいな火力高いサポならサポが寄ればいいと思うんですが、火力のないサポが寄った所でなんとも微妙な感じがするのでそういう時はADCが寄って上げた方が火力的にも射程的にも見返り的にもおいしいんじゃないのかなぁと思います。

 

それに、ちょっとリスキーな寄りであったとしても、相手の実力も大体自分と同じ程度です。ブロンズクラスが完璧に動けるわけがないので、色々チャレンジしてもいいと思うんですよね。私もADCなのでそんなやたらめったら寄るわけじゃないんですが、たまにアレッと思った瞬間にはすぐさま寄るようにしています。そうするとこれは寄っていい場面、だめな場面というのが少しずつわかってくるので、経験を積む的な意味でも、「絶対必要な場面だけ寄る!」といわずに、色々試してみるのはいいことなんじゃないのかなと思う今日この頃です。

 

 

ぽちっとしてもらえるとモチベがなんとなくアップします。


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